不登校すぎて勉強の仕方がわからない件

無遅刻無欠勤の小学生表彰など、まったく無関係だった私。小学校高学年で不高校となり、悪くなかった成績も6年生で平均以下になりました。

心配した両親の勧めで、地元の公立中学ではなく僻地の私立中学へ進学したのですが、この学校がまたユニークでいわゆる受験勉強がなかった。

つまり締め切りのために公式や単語を詰め込んで暗記するような勉強法を求められなかったのです。

開放的な校風でしたが、そこでも不登校状態は改善せず、神出鬼没で、担任からは「学校敷地内で姿を見かけたら、とりあえず出席にしておくから、ちょっとずつ顔出して」と言われる有様。

エスカレーター式で高等部へ上がることになったものの、学力は小学校卒行から変わっておらず、これまた心配した母から島流しを言い渡され、海外へ語学留学をすることになりました。ものすごい貧乏なのに、両親は子の留学のために借金をして、当の本人は流刑地へ。

これが小学校を卒業してから、人生で初めて猛烈に勉強をした時期でした。

私が選んだ言語は英語で、イギリス、スコットランド、オーストラリア、アメリカから来た教師たちに教わることとなるのですが、日本で中学英語を学んでいないため、すべてのアルファベットは書けない状態。

特に小文字が。q、p、そしてb、d。筆記体など夢のまた夢です。

もちろん喋れません、聞いてもわかりません、クラス分け面接で何を聞かれているのかなど、もう覚えていません。

地獄です。

しかし、15歳のポテンシャルはなかなか侮れないものがあります。耳が慣れるのが早かった。周りには、英語しかしゃべらない人ばかりが住んでいるわけで、同じクラスに何名か日本人学生はいましたが、日本語で会話をすることは禁じられていたので、基本的に知っている単語を増やさなければ会話もできません(最初のうちはもう英語だか日本語だかわからんくらい混乱しながら影でベソベソ泣いたりしてました)。

当時のテキストはもちろん英語で書かれたもので、イラストが多用され、私のようなズブの日本のガキでもなんとなくイメージができるようになっており、またアジアの多くの国で今もこの出版社のテキストが利用されているそうです。

問題を読むためには、基本的な英語を理解できるようになっていたほうが進みは早かったかもしれませんが、人によると思います。

マンツーマンなり、ネイティヴの英語話者がそばにいるのであれば、このテキストはなかなかいいんじゃないかと思います。英和辞典もひとつ買っておくことをオススメします。

25年前の話です。ただ、このテキストは版を重ねて、今ではCD付きの入門書になっています。未だにAmazonではトップセラーのひとつにランクインしていて、知人から「アジア人はみんな同じ教材で英語勉強するんだなW」と言われるほど、どうやら定番中の定番のようです。

初級者向けがこの赤いやつ。本当に基礎(Essential)です、そしてイラストが微妙!

スコットランド人の先生には、「君はこういう教材のイラスを描く仕事をしたらどうだろう、私はいたって真剣だ、君の絵はこのテキストの何倍も上手だ」と言われていたほどです。

ちなみにわたしはドラえもんを空で描ける、という程度の画力です。

さて内容ですが、とにかく基礎中の基礎なので、問題文がわからなくても、回答例を読めばなんとかなります。わからない単語は辞書で引き、ノートに書き、日常で喋る、聞く、書く、を20回くらいやれば丸々身につきます。

なんたって、しゃべらないと死ぬって環境です、海外ですもの。なんとかなるもんです、生死が関わってくると火事場のクソ力が湧いてくるって本当なんだなって15にして思いました。



中級者向けはこのブルーのバージョン。なかなかやりごたえのある内容でした(当時)。日本で言うところの中学後半から高校前半の英語といった感じでした。

このテキストに加えて、多くの学生はTOEFL受験を控えていたため、それ関連のプリントをやっていましたが、あまり印象にないです。すみません。

他にもいくつかのテキストを使用したと思いますが、思い出したらまたご紹介します。